重量挙げ(ウエイトリフティング)の選手である三宅宏実さんをご存知でしょうか?
身長146㎝の小柄な体で、力強くバーベルを持ち上げる姿が印象的な三宅宏実選手。
2004年アテネオリンピック、2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックと4度のオリンピック出場を果たした実力の持ち主です。
父親の三宅義行さんも1968年メキシコシティオリンピックにて重量挙げフェザー休憩で銅メダルを獲得されています。
親子二代でオリンピック出場を果たしているんですね〜。
そんな三宅宏実選手のコーチも務めていた父・義行さんの女子日本代表選手に対するパワーハラスメント問題が浮上。
公益社団法人 日本ウエイトリフティング協会の会長にも選出されている義行さん。
5度目のオリンピック出場を目指す三宅宏実選手にとっては、なにかと心配でしょうね…。
そんな三宅宏実選手について調べてみました!
明日から岩手県奥州市で、全日本選手権はじまります😊24から26まで開催してます!ウエイトリフティングの試合を是非みにきてくださいっ😊応援よろしくお願い致します😚
ライブ配信もあります🥺https://t.co/uZdrW1rb9y pic.twitter.com/vIe1tPMRqP— 三宅宏実 (@hiro1118th) May 23, 2019
三宅宏実5度目の五輪を目指す!いちご所属で父親(義行氏)のパワハラ問題を乗り越えて
1985年11月18日生まれの三宅宏実選手は東京オリンピックの時には34歳です。
中学生の時にウエイトリフティングを始めたので、20年の経験があります。
この20年の間に度重なる故障もありました。
しかし三宅宏実選手は「東京は特別」と話されており、競技人生の全てを東京五輪にぶつける覚悟を決めているようです。
三宅宏実選手が所属している「いちご株式会社」は総合不動産サービス事業、クリーンエネルギー事業を展開している企業。
「いちごウエイトリフティング部」や「いちごライフル射撃部」などの活動に力を入れている企業です。
所属している企業のサポートもあり、三宅宏実選手の力が発揮できたのでしょうね。
また、いちご株式会社で三宅宏実選手は選手兼任のコーチに就任しています。
そして若手の指導をしながら、自らもトレーニングに励んでいます!
しかし残念だったのが、三宅宏実選手の父・義行さんのパワハラ問題。
女子日本代表監督の義行さんに、女子の元選手に対してパワーハラスメントが過去にあったと訴えがありました。
その内容は
・「練習メニューが気に入らない」という理由でコップを投げつけた
・合宿地の「ナショナルトレーニングセンターから出ていけ」と命じた
・合宿地の食堂で三宅義行氏に挨拶をせずに食事をすると「俺に挨拶もないのか」と怒鳴られた
具体的にはこの3点だったというもの。
当時の女子のトップ選手が告発したもので、2015年夏までに既に引退している日本代表選手だったとの事です。
これに対し義行さんは否定され、ウエイトリフティング協会も「調査の結果、パワハラと認定するまでには至らなかった」とした事で「幹部による揉み消しではないか…?」の疑惑が浮上したようですね。
しかし、協会側は「紙コップを床に向けて投げた」という事実を認定し、「監督(義行さん)の配慮に足りないものがあったと」指摘していました。
この父のパワハラ問題で三宅宏実選手の活動に大きな影響はなかったものの、はやり精神的に辛い時期だったのではないでしょうか。
三宅宏実 かわいいのに力持ち!結婚はそろそろあるのか?
三宅宏実選手はウエイトリフティング一家でも知られています。
父・三宅義行さんは1968年メキシコ五輪のウエイトリフティングで銅メダルを獲得。
伯父・三宅義信さんは1960年ローマ五輪のウエイトリフティングで銀メダル、1964年東京五輪、1968年メキシコ五輪で金メダルを獲得。
次兄・三宅敏博さんはウエイトリフティングの男子77kg級で、全日本王者の実績を持ち、全日本女子のヘッドコーチも務めた。
長兄・三宅敏允さんはウエイトリフティング経験者
まさにウエイトリフティング一家ですよね。
そんなら三宅宏実さんは、現在結婚はしておらず、恋人もいないとか。
本当は29歳で結婚したかったとインタビューで答えていましたが、29歳を過ぎた今は自然に任せようと考えているそうです。
父、義行さんも「チャンスがあればいつでも嫁に行っていい」と応援してくれています。
三宅宏実選手は「運命の出会い」に憧れているそうで、具体的には韓流ドラマのようなシチュエーションだとか。
「自分がメダリストであることを知らずに出会い、関係が深まりいよいよ恋に落ちる!!という時になって自分の素性がバレる」という展開が良いそうです。
なんて可愛いんだ…!
乙女チックな恋愛観を持っているのだなぁと、改めて三宅宏実選手の別の一面を垣間見た気がします。
現在東京オリンピックに向けて調整中なので、恋や結婚はもうちょっと先になりそうですね。
三宅宏実の5度目のオリンピック目指して記録紹介!
今日はありがとぅございました(*´∇`)ノ💞とっても楽しい対談でした!!またよろしくお願い致します✧(✪д✪)✧ https://t.co/EtkfujqwxT
— 三宅宏実 (@hiro1118th) June 14, 2018
三宅宏実選手は、競技人生が長く数々の記録を保持されています。
全てを紹介するととてつもない量になるので、ここではオリンピックでの記録を紹介します。
2004年アテネオリンピック48kg級 9位
2008年北京オリンピック48kg級 4位(6位だったが上位選手にドーピングが発覚、繰り上げ4位)
2012年ロンドンオリンピック48kg級 銀メダル
2016年リオデジャネイロオリンピック48kg級 銅メダル
オリンピックへの出場だけでも凄い事なのですが、それを4度も経験されています。
腰と膝の故障を繰り返しながらも果敢に挑戦し続けている三宅宏実選手。
リオオリンピックの時は、報道陣にインスタントコーヒーのスティックに直筆のメッセージを書いた手紙を添えてプレゼント。
その心のこもった気遣いが話題となりました。
ルックスの可愛らしさもさることながら、自分の事で精一杯の時期に、周囲への気配りができる三宅宏実選手の人柄の良さも魅力の1つです。
「東京オリンピックは特別なもの」と意気込む三宅宏実選手を、陰ながら応援していきたいです!
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